整形外科と整骨院のそれぞれの役割
2026年03月3日

皆様、こんにちは。
大阪府門真市で交通事故専門の施術を行っております、まつもと鍼灸整骨院の松本です。
今回は整形外科と整骨院のそれぞれの役割というテーマでお話いたします。
交通事故に遭ってしまったとき、「まず何をすればいいの?」「整骨院だけでいいの?」と不安になる方は少なくありません。実は交通事故の治療では、整形外科と整骨院それぞれに大切な役割があり、両方を正しく活用することがとても重要です。
整形外科の役割
まず、交通事故後に必ず受診していただきたいのが整形外科です。
整形外科では医師が診察を行い、レントゲンやMRIなどの画像検査を通じて骨折や重大な損傷がないかを確認します。そして診断書を作成します。この診断書を警察に提出することで「人身事故」として正式に扱われるようになります。これは保険会社との補償交渉や慰謝料請求において非常に重要な手続きです。
また、整形外科では痛み止めや湿布などの薬の処方、必要に応じて専門医療機関への紹介など、医学的な判断と管理を行います。いわば「診断と医学的管理の中心的役割」を担っているのが整形外科です。
整骨院の役割
一方で、整骨院の役割は何でしょうか。
交通事故で多い「むちうち(頚椎捻挫)」などは、レントゲンやMRIで明らかな異常が映らないケースも多くあります。しかし、画像に異常がなくても、首・肩・腰の痛みやしびれ、だるさ、可動域の制限といった症状は確かに存在します。
整骨院では、柔道整復師という国家資格を持つ施術者が、筋肉や関節、靭帯などの状態を細かく評価し、手技療法や物理療法を用いて回復をサポートします。患者様一人ひとりの状態に合わせてマンツーマンで施術を行える点が大きな特徴です。継続的なケアや日常生活での注意点の指導なども含め、実際の「回復の実務」を担うのが整骨院と言えるでしょう。
「病院に通っているから整骨院には行けない」と思っておられる方もいらっしゃいますが、実は整形外科と整骨院は併院が可能です。むしろ、適切な補償と十分な回復のためには、医師の診断を受けながら整骨院で施術を行うという形が理想的です。
ただし大切なのは、医師と柔道整復師の連携です。医師の診断内容や治療方針を踏まえたうえで施術を行い、経過を報告し合う体制が整っていることが望まれます。連携が不十分だと、保険会社とのやり取りで不利益が生じる可能性もあるため注意が必要です。
当院では整形外科と提携し、必要に応じて評価の共有や施術経過の報告を行っています。医師からのフィードバックも受けながら、患者様にとって最善の回復を目指しています。
大切なこと
交通事故後の対応は、最初の一歩がとても重要です。整形外科と整骨院、それぞれの役割を正しく理解し、上手に活用することで、身体の回復だけでなく、適切な補償を受けることにもつながります。
交通事故に遭われた方、または周囲でお困りの方がおられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。早期対応が、将来の安心につながります。











