事故後に症状が残っていて困っている方へ(交通事故後のリハビリ通院)

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患者様の声

自動車保険の基本とは

2026年02月16日

皆さん、こんにちは。
大阪府門真市で交通事故治療を専門に行っている「まつもと鍼灸整骨院」院長の松本です。

当院では日々多くの交通事故患者様を診させていただいておりますが、その中で強く感じるのは「正しい知識の有無」で結果が大きく変わるということです。事故そのものは突然起こります。しかし、事前に知識を持っているかどうかで、受け取れる補償やその後の対応に大きな差が生まれてしまうのです。

しかもその知識は、ご本人だけでなく、ご家族やご友人、職場の方が事故に遭われた際にも役立ちます。そこで今回は、交通事故の補償の土台となる「自動車保険」について、分かりやすく整理してお伝えいたします。

 

車の保険は二階建て

自動車保険はよく「二階建て構造」と表現されます。

まず一階部分が「自賠責保険」です。これは正式には「自動車損害賠償責任保険」といい、車やバイクの所有者に加入が義務付けられている強制保険です。いわば最低限の補償であり、対人事故(ケガや死亡)に対してのみ支払われます。

具体的には、治療費、慰謝料、休業損害、通院交通費などが対象となります。ただし上限は原則120万円までです。つまり、人身事故で補償額が120万円を超えた場合、その超過分は自賠責ではカバーされません。また、車やガードレール、建物など物に対する損害(対物賠償)は対象外です。

そこで二階部分にあたるのが「任意保険」です。

任意保険は、その名の通り加入は任意ですが、実際には非常に重要な役割を担っています。自賠責保険でまかなえない部分を補うのが任意保険です。対物保険はもちろん、自賠責の上限を超えた対人賠償をカバーする対人保険もここに含まれます。

さらに任意保険には様々な特約があります。例えば、

・人身傷害特約
・自損事故特約
・弁護士費用特約

などです。

 

任意保険で重要な特約とは

特に当院が長年交通事故に携わる中で強く感じているのは、「人身傷害特約」「弁護士費用特約」の重要性です。

人身傷害特約は、過失割合に関わらず実際の損害額を補償してくれる非常に優れた特約です。ご自身が加害者になってしまった場合や単独事故でも使えるケースがあり、補償の安心感が大きく違います。

また、弁護士費用特約は、事故後の示談交渉や賠償問題で弁護士に依頼する際の費用を保険会社が負担してくれるものです。交通事故では保険会社との交渉が必要になることが多く、専門家が入ることで賠償額が適正になるケースも少なくありません。この特約は使っても等級が下がらず保険料も上がらないため、付帯しておく価値は非常に高いと言えます。

「任意保険は保険料が高いから入らない」という方もおられますが、必要な補償だけを選べばコストを抑えることも可能です。そして万が一大きな事故を起こしてしまった場合、任意保険がないと高額な賠償責任を自己負担しなければならないリスクがあります。

結論として、任意保険は「ご自身に合った内容で必ず加入しておくべき」ものだと当院では考えています。

交通事故の補償は、まず自賠責保険がベースとなり、そこを任意保険が補完するという構造になっています。ただし実務上は、任意保険会社が一括対応を行い、自賠責分も含めて立替払いしてくれるケースが多いため、被害者の方が直接自賠責に請求することは少なくなっています。

とはいえ、制度の仕組みを理解しておくことは非常に重要です。

 

ご自身の保険内容を把握していますか?
人身傷害特約や弁護士費用特約は付いていますか?

もし見方が分からない場合は、当院にお持ちいただければアドバイスも可能ですし、信頼できる保険代理店のご紹介もいたします。

正しい知識は、いざという時の大きな武器になります。
今一度、ご自身の自動車保険を見直してみてくださいね。

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