事故後に症状が残っていて困っている方へ(交通事故後のリハビリ通院)

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交通事故で肩関節を痛める原因

2026年10月22日

皆様、こんにちは。

大阪府門真市で交通事故によるケガの専門施術を行っている、まつもと鍼灸整骨院の院長の松本です。

 

当院では、交通事故に遭われた方への施術だけでなく、交通事故を未然に防ぐための交通安全情報や、万が一事故に遭った際に知っておきたい自動車保険・損害賠償などの情報についても定期的にお伝えしています。

 

 

交通事故による代表的なケガといえば、首を痛める「むちうち」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、実際には交通事故によって痛めるのは首だけではありません。

 

腰や背中、膝、手首など、身体のさまざまな部分を負傷することがあります。

 

その中でも、意外と知られていないのが「肩関節の損傷」です。

 

交通事故の際には、シートベルトによる圧迫や、ハンドルを握っている手から伝わる衝撃などによって、肩の関節や靱帯、筋肉などを痛めることがあります。

 

そこで今回は、「交通事故で肩関節を痛める原因とは?」というテーマで、肩を負傷する仕組みや代表的な症状、治療方法について詳しく解説していきたいと思います。

 

交通事故ではなぜ肩関節を痛めるのか?

 

自動車同士が衝突した際、車内にいる人の身体には非常に大きな外力が加わります。

 

例えば、追突事故では車体が急激に前方へ押し出されることで、身体や首が大きく揺さぶられます。

 

このとき、首の筋肉や靱帯などが損傷することで発症するのが、一般的に「むちうち」と呼ばれる症状です。

 

一方、肩関節についても衝突時の外力によって損傷する場合があります。

 

肩関節は、身体の中でも非常に大きな可動域を持つ関節です。

 

腕を上げたり、後ろに回したり、物を持ち上げたりするなど、日常生活のさまざまな動作に関係しています。

 

その反面、関節の安定性を筋肉や靱帯などに頼る部分が大きいため、強い外力が加わると損傷することがあります。

 

また、事故の際にどのような姿勢を取っていたのか、ハンドルを握っていたのか、どの方向から衝撃を受けたのかによっても、肩の負傷部位は異なります。

 

 

シートベルトによって肩鎖関節を痛めることがある

交通事故で肩を痛める原因の一つが、シートベルトによる圧迫です。

 

シートベルトは、交通事故が発生した際に乗員が前方へ投げ出されることを防ぎ、重大なケガから身体を守るための重要な安全装置です。

 

衝突時にはシートベルトが急激に引き出されるのを防ぐロック機構や、ベルトを巻き取って乗員を拘束する装置などが作動する場合があります。

 

このとき、シートベルトが肩や胸に強く当たることで、打撲や関節の損傷が起こることがあります。

 

その中で、特に注意したいのが「肩鎖関節(けんさかんせつ)」という部分です。

 

肩鎖関節とは、鎖骨の外側と肩甲骨の一部である肩峰をつないでいる小さな関節です。

 

肩周りで最も高い所に位置しており、腕や肩甲骨の動きを支える役割があります。

 

この肩鎖関節には、関節を安定させるための靱帯が存在しているのですが、交通事故でシートベルトなどから強い外力を受けると、この靭帯を含めた肩鎖関節周囲の組織が損傷する場合があります。

 

代表的な損傷には、次のようなものがあります。

 

・肩鎖関節の捻挫

・肩鎖関節の靱帯損傷

・肩鎖関節の脱臼・亜脱臼

・鎖骨の骨折

・肩周囲の筋肉や軟部組織の損傷

 

軽度の場合は肩の外側に痛みが出る程度ですが、損傷が大きい場合には肩が腫れたり、鎖骨の外側が盛り上がったりすることもあります。

 

また、腕を上げる動作や、腕を外側に動かしたり、反対側の肩へ腕を伸ばす動作で痛みが強くなることもあります。

 

なお、シートベルトによる肩への負担は、運転席だけでなく助手席でも起こる可能性があります。また、右肩と左肩のどちらを痛めるかは、シートベルトの位置や事故の状況によって異なります。

 

ハンドルを握っていることで肩を痛めるケース

 

次に、交通事故で肩を痛める原因として考えられるのが、ハンドルから伝わる衝撃です。

 

自動車を運転している際、多くの方は両手、あるいは片手でハンドルを握っています。

 

この状態で衝突事故が発生すると、車体からハンドルに伝わった衝撃が、手首や肘を通じて肩関節にまで及ぶことがあります。

 

つまり、

 

車体 → ハンドル → 手首 → 肘 → 肩関節

 

という順番で、外力が伝わる場合があるのです。

 

また、ハンドルを強く握って腕を突っ張っていると、衝突時に肩関節へ大きな負荷が加わることもあります。

 

このような状況では、肩関節を支えている靱帯や筋肉、腱などが損傷する可能性があります。

 

特に肩の深部にある「腱板(けんばん)」と呼ばれる組織は、肩関節を安定させたり、腕を持ち上げたりするために重要な役割を果たしています。

 

事故によって強い外力が加わると、この腱板を損傷することもあります。

 

また、シフトレバーに手を置いていた場合や、とっさに身体を支えようとして腕を突っ張った場合にも、肩や肘、手首を負傷することがあります。

 

衝突時の身体の姿勢によって損傷の仕方が変わるため、事故直後には痛みを感じていなかった部分にも注意が必要です。

 

交通事故による肩関節の主な症状とは?

 

交通事故で肩関節を負傷すると、損傷した部位や程度によってさまざまな症状が現れます。

 

代表的な症状は以下のとおりです。

 

・腕を上げようとすると痛みが出る

・腕を横や後ろに動かすと痛む

・肩の上部や鎖骨付近を押すと痛い

・肩関節の周囲に腫れや内出血が見られる

・寝返りをすると肩が痛む

・衣服の着替えや洗髪などの日常動作がつらい

・肩から腕にかけて痛みやしびれが出る

 

また、腱板を損傷している場合には、腕を持ち上げる力が弱くなったり、特定の方向に腕を動かせなくなったりすることがあります。

 

一方で、肩そのものに明らかな損傷がなくても、頚椎や首周囲の神経に問題がある場合には、肩や腕に痛みやしびれが現れることがあります。

 

そのため、交通事故後に肩が痛くなった場合には、肩関節だけでなく首や上肢の状態も確認することが重要です。

 

 

肩の痛みがある場合は整形外科で検査を受けることが大切

 

交通事故後に肩の痛みが出た場合、まずは整形外科などの医療機関を受診し、適切な診察を受けることが大切です。

 

肩関節の損傷は、外見だけでは正確に判断できない場合があります。

 

例えば、肩鎖関節の捻挫だと思っていても、実際には鎖骨の骨折や脱臼が起こっている可能性もあります。

 

また、レントゲン検査では骨の状態を確認できますが、筋肉や腱、靱帯などの損傷については十分に確認できない場合があります。

 

そのため、必要に応じてMRI検査などが行われることもあります。

 

特に、肩の変形がある場合や、強い痛みで腕を動かせない場合、手や腕にしびれや脱力がある場合などは、早急な整形外科での評価が必要です。

 

「単なる打撲だから大丈夫だろう」と自己判断せず、事故後に症状が現れた場合には早めに整形外科を受診するようにしましょう。

 

交通事故による肩関節の治療方法とは?

 

交通事故によって肩関節を負傷した場合、治療方法は損傷した組織や重症度によって異なります。

 

① 受傷直後は炎症や痛みへの対応が重要

 

受傷直後は、損傷した組織に炎症が起こり、痛みや腫れが現れることがあります。

 

そのため、まずは患部に負担をかけないようにすることが大切です。

 

必要に応じてアイシングを行い、痛みや腫れの軽減を図ります。

 

また、医師による診察や診断を踏まえ、状態に応じて物理療法などを検討する場合もあります。

 

当院でも、患者様の症状や損傷の状態に応じて、微弱電流などを用いた施術を行うことがあります。

 

ただし、微弱電流はすべての肩関節損傷に必要というわけではなく、効果や適応には個人差があります。

 

重要なのは、損傷している組織を適切に評価し、その状態に合わせて施術方法を選択することです。

 

② 肩鎖関節を損傷した場合は固定が必要になることも

 

肩鎖関節の靱帯を損傷した場合には、一定期間の安静や固定が必要になることがあります。

 

軽度の肩鎖関節損傷では、三角巾などを使用して肩を保護し、痛みが落ち着いてから徐々に動かしていくことがあります。

 

固定期間は損傷の程度によって異なり、比較的軽い損傷では短期間の固定で済む場合もありますが、損傷が大きい場合には数週間にわたって保護が必要になることもあります。

 

また、肩鎖関節が完全に脱臼している場合でも、必ずしもすべてのケースで手術が必要になるわけではありません。

 

脱臼の程度や方向、患者様の生活環境、仕事の内容などを考慮したうえで、整形外科医が保存療法と手術療法のどちらが適切か判断します。

 

無理に肩を動かすことで症状が悪化する可能性もあるため、固定や安静については医師の指示に従うことが重要です。

 

③ 痛みが落ち着いたら肩関節の可動域改善を目指す

 

肩関節の痛みや炎症が落ち着き、損傷部位の状態が安定してきたら、徐々に関節を動かすためのリハビリを行っていきます。

 

肩関節は、長期間動かさない状態が続くと、関節の動く範囲(関節可動域)が狭くなってしまうことがあります。

 

また、肩関節の動きには肩甲骨の動きも深く関係しています。

 

そのため、リハビリでは肩関節だけでなく、肩甲骨やその周囲の筋肉の働きにも着目することが大切です。

 

当院でも、医師による診断や治療方針を踏まえながら、肩関節や肩甲骨周囲の動き、筋肉の状態などを確認し、患者様の症状に合わせた施術を行っています。

 

ただし、骨折や脱臼、腱板断裂などがある場合には、運動を開始する時期や負荷のかけ方に注意が必要です。

 

早く治したいからといって、痛みを我慢しながら無理なストレッチや運動を行うことは避けましょう。

 

交通事故後の肩の痛みを放置してはいけない理由

 

交通事故で肩を痛めた場合、事故直後は首や腰の痛みの方が強く、肩の症状に気づきにくいことがあります。

 

また、事故直後は緊張や興奮によって痛みを十分に自覚できず、時間が経ってから症状が気になるようになる場合もあります。

 

しかし、肩関節の損傷をそのまま放置してしまうと、痛みが長引いたり、関節の動きが悪くなったりする可能性があります。

 

特に肩関節は、日常生活で使用する機会が非常に多い関節です。

 

洗濯物を干す、髪を洗う、服を着替える、車のハンドルを操作するなど、普段は意識せず行っている動作にも肩関節が関係しています。

 

そのため、肩の痛みが長引くと、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。

 

事故後に少しでも肩の痛みや動かしにくさを感じた場合には、無理をせず早めに相談することをおすすめします。

 

また、交通事故によるケガで自動車保険を利用する場合には、事故から受診までの期間や診療記録などが、事故と症状の関係を確認するうえで重要になることがあります。

 

そのため、症状がある場合には我慢せず、早い段階で医療機関を受診し、肩の痛みについても医師に伝えておくことが大切です。

 

交通事故による肩の痛みでお困りの方はご相談ください

 

今回は、交通事故によって肩関節を痛める原因や、代表的な症状、治療方法について解説しました。

 

交通事故による肩の痛みは、シートベルトによる圧迫や、ハンドルから伝わる衝撃など、さまざまな原因によって発生する可能性があります。

 

また、一口に肩の痛みといっても、肩鎖関節の捻挫や脱臼、鎖骨骨折、腱板損傷など、考えられる損傷はさまざまです。

 

そのため、痛みが出ている原因を適切に把握したうえで、症状に応じた治療やリハビリを行っていくことが重要になります。

 

大阪府門真市の、まつもと鍼灸整骨院では、施術スタッフ全員が柔道整復師という国家資格を有しています。

 

柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲などの外傷について専門的な知識を学んでいる国家資格者です。

 

当院では、その知識を活かしながら、交通事故によって負傷された患者様の状態を確認し、必要に応じて整形外科などの医療機関とも連携しながら施術を行っています。

 

また、交通事故に関する自動車保険や施術の進め方などについて、ご相談いただくことも可能です。

 

交通事故に遭われた後に、

 

「首だけでなく肩も痛くなってきた」

 

「事故以来、腕を上げると肩が痛む」

 

「整形外科で検査を受けたが、肩の痛みが続いている」

 

「交通事故による肩の痛みについて、どこに相談したらよいかわからない」

 

このようなお悩みをお持ちの方は、まつもと鍼灸整骨院までお気軽にご相談ください。

 

交通事故によるケガは、早期に適切な評価を受け、症状に応じた対応を行うことが大切です。

 

当院では、患者様が安心して日常生活に戻れるよう、お身体の状態に合わせた施術を心がけています。

 

交通事故による肩関節の痛みや、むちうちなどでお困りの方は、大阪府門真市の、まつもと鍼灸整骨院までご相談ください。

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